名鉄8800系パノラマDX念願の初乗車
1985年8月28日
登場以来、乗りたかった
「8800系パノラマDX」に乗るために、
新鵜沼駅へ向かいました。
観光特急なので、犬山線から内海・河和へ
走っていましたので、
新岐阜駅からは乗れませんでした。
しかも、この日は
後ろ向きの展望席しか取れず
(パノラマDXは、日本初の2階展望席だったような)
でも、興奮しました。
では、新鵜沼駅で発車前に撮影した
登場当時の車内インテリアです。
6人用サロン席。
ロングシートのデラックス版って感じ。
知らない人と相席になると、ビミョーですかね。
2階パノラマ席。
折り返し直後なので、運転席とつながる扉が開いています。
階段状になった座席は、すごい配色。
2次車からは、ワイパーも付きました。
2人用と4人用簡易コンパートメント席。
悪い言い方だと、固定クロスシートのデラックス版。
こちらも、知らない人と同席になったら、どうしようって感じ。
でも、ここまで苦心の改造をした名鉄さんに、
脱帽です。
これだけの装備で、あとはトイレがあれば文句なし。
(初期は2両編成でトイレがありませんでした)
パノラマDXの心意気は、現在の1000系に
しっかり受け継がれました。
名鉄ではお馴染みだった、スピードメータは、
絵柄付きになって、見ていて楽しいものに。
数字はでませんが、右側からパノラマDXが走ってくる
優れもの。
この日は河和行きの最後部展望席で堪能。
河和駅に着いてしまいました。
あっと言う間の1時間半ぐらいだったかな。
隣には「3400系」いもむし。
折り返し、特急新鵜沼行き。
当時の座席指定券は250円。
パノラマDX座席指定券は、倍の500円。
高いけど、楽しい一時でした。
この後、数年でパノラマDXにも大変革が訪れました。
このような、乗る事が目的になるような車両が
名鉄さんに、また出てくれることを願っている1人です。
今日はこの辺りで。