久しぶりに、稲沢で留置されている
機関車たちが気になったので、
愛知機関区へ様子を見に行きました。
日本の経済を、がむしゃらに走って支えた
名も無き機関車たちが、旅立ちの瞬間を迎えていました。
形ある物は、いつか壊れると言いますが、
いざそうなると、寂しくてたまりません。
僕も2年前に20年間一緒に居た
愛猫が、旅立ちました。
その寂しさは、今でも抑えられません。
旅立とうとしている、DD511805号機と
旅立ちの時を待つ、EF641016号機。
ひとつずつ、部品が取り外されていきます。
どんな物にも、命が宿っていると思っています。
この2両の機関車に、
心から「お疲れ様でした」と、言いたいです。
特にこの地方で活躍した機関車なだけに、
あなた達の活躍は、ずっと忘れないです。
やっぱり、こういうのを見ると寂しくなりますが、
これも、記録だと思って撮っています。
最近、「葬式鉄」とかいって、
専門で出かける方もいらっしゃるようですが、
叫んだりプラカード掲げるのもいいですが、
僕は、静かに見送りたいです。
この世に生をうけて、必死に走ってきた2両の機関車。
本当にがんばったと思います。
ゆっくり休んでほしいです。
形あるままに保存される車両は、ほんのわずか。
大半は、誰にも知られることなく、
その命を終えていきます。
でも、そうした車両や人が沢山居て
日本の鉄道は支えられています。
そのことを、ちょっとでも思い描いて、
写真を撮ったり、鉄道を利用したり
したいと思っています。
ついでに、現役バリバリで走っている
車両も撮りましたので、貼り付けます。
朝に走っていった「EF510-509号機」
仲間たちに囲まれて、しばしの休息。
また、がんばって走って下さいね!
2018年5月29日撮影
鉄道って、ほんとに奥が深いです!
今日はこの辺りで失礼します。