いよいよ、昭和60年に
さようならをするときが、やってまいりました。
今日は、岐阜地区を通り過ぎた
年末の国鉄模様をご紹介します。
今後も重複して、同じような写真が
出て参りますが、ご了承下さい。
高架化以前の地平区間。
撮影日は1985年12月31日です。
まずは、「EF62形」荷物列車。
年末でも、荷物列車は休まず走りました。
いろんな鉄道雑誌に一大ニュースで書かれましたが、
まさか、EF62形が東海道で撮影できるなんて、
ビックリ仰天でした。
EF65やEF66を見慣れた僕にとっては、
この大きい図体の機関車は、ほんとの山男って感じでした。
お馴染みの「特急しらさぎ」
かなり以前は、貫通型や非貫通型ばかりでしたが、
ボンネット形が増えて、すっかり見慣れました。
「20系 臨時特急あさかぜ」の回送列車。
年末は東京から下りのみ、
年始は東京へ上りのみの設定だったような。
日中に東京へ帰っていく寝台列車が見られました。
すごい逆光で、右下にフレアが出てしまいました。
ユーロライナー中間車を使用した
「臨時特急 金星」の回送列車。
ユーロ車はグリーン車扱いだから、
個室でゆったりだけど、かなりお高め。
回送なのに「金星」表示出しっぱなしでした。
こちらは「臨時急行 銀河」の回送。
と言われても、普通の団体列車にしか見えませんね。
でもたしかに、回送です。
「鉄道ダイヤ情報」という本が創刊して
とても役立つ情報が手にはいるようになり
掲載された時刻から岐阜近辺を予想して
撮影できるようになりました。
「急行 のりくら」
「急行 ちくま84号・くろよん」
夕方に近づき、写真が暗くなってきました。
ネガの状態も悪くて、こんな発色に。
以上、駆け足で
年末の岐阜を駆け抜けた国鉄列車をご紹介しました。
大晦日1日だけで、これだけの列車が撮れました。
いろんな客車列車が、まだまだ堂々と走った
昭和60年でした。
ついでに
終夜運転(1本だけですが)前宣伝がすごかったし、
名称までついていましたので、
イラスト系統板だろうと思って出向いたら、
普通の系統板でした・・・・。
ちなみに、ガラガラでした。
良い子は、こんな時間に出歩いてはいけませんね。
では、良いお年を・・・・。
今日はこの辺りで失礼します。