岐阜貨物ターミナル・西岐阜駅開業!
我が子供達は、外人さんのゲームや映画に熱中したり
ゲーム依存症になりかける程集中したり。
イヤな事が毎日あるのに、
何でそんなに集中できるの?
イヤな事とかイヤな人間とか、どうやって忘れるの?
と、真顔で子供に聞くナゲーです。
ということで、本日は
またまた昔にタイムスリップして、
1986年(昭和61年)11月1日に開業した
開業直後(と言っても、ほぼ1ヶ月後)の
様子をご紹介します。
撮影日は11月29日。
まずは、岐阜貨物ターミナル駅から。
岐阜駅が高架化されるのに伴い、
貨物扱いが出来なくなるので、
長良川の堤防近くに広大な土地の
貨物駅が誕生しました。
国内初の、架線化荷役システムを採用、
電気機関車を繋いだまま、コンテナを積み卸しする
画期的な貨物駅でした。
道路沿いの柵は、後回しのようで
倒されたままでした。のどかですね。
一番手前の線路は「着発2番線」
今でも、電気機関車が間近に見えるスポットです。
架線がかなり高い位置なので、
機関車のパンタグラフがビヨ~ンとかなり伸びます。
JNRコンテナがたくさん積み上げられています。
こちらが駅舎。一般客はまず立ち入ることの無い駅舎です。
駅舎と言うより、事務所ですね。
あのベランダに立ってみたいと思う撮り鉄根性。
岐阜駅は岐阜県の玄関口駅ですが、
岐阜県庁までは、メチャクチャ遠く
汚名返上みたいな感じで、貨物駅に併設されました。
ここからだと、県庁までなんとか歩ける距離。
周囲はまだ、田んぼばかりでした。
「祝」の飾り付けが見えます。
開業してほぼ1ヶ月でしたが、
お客さんはまばら。
快速は全部通過でしたので、仕方ないと言えば
仕方ないですが。
ホームに降りてみました。もちろん有人駅。
まだ綺麗なアスファルト。
先には「岐阜貨物ターミナル駅」に入る
場内信号機が見えます。
西岐阜駅は、出発・場内信号機が無い、
いわゆる「停留場」扱い。
117系快速「東海ライナー」が通過していきます。
まだ、ベンチも何も無いホーム。
左側の植え込みの木は、今では立派に成長して
道路からの視覚を遮断しています。
県庁は名所なんですかね?
県庁内の食堂は、美味しいとの噂です。
これを撮った直後、
高校生のお兄さん方に絡まれました。
「オイ、何撮っとるんや!」
「ダッセ、電車撮っとるんやと!」
「クソガキのくせに良いカメラ使いやがって!」
囲まれました。
直後、大人の人が数人通りかかり、
事なきを得ました。
鉄道はダサイと思った瞬間でした。
こうゆう思い出って、鮮明で、一生消えないです。
コンプレックスを持ちはじめた出来事でした。
ちょっと話が逸れました。
西岐阜駅は現在、利用客も大幅に増えて
周囲も住宅がびっしり建ちました。
コミュニティバスも走り、
お店もたくさん出来て、
とても便利な駅へ変貌しました。
そのうち、東岐阜駅・北岐阜駅・南岐阜駅も
出来るのかな。
(絶対なさそうです)
そんな事より、ここになんか居るぞ・・・。
今日はこの辺りで失礼します。