中学生活最後の名鉄乗り回し 第5弾 犬山検査場へ
東南海地震が心配されていますが、
本日、倒壊対策を施していなかった
背の高い食器棚を、粗大ゴミとして
処分しました。
一緒に処分されなかったことに
ホッとしているナゲーです。
ということで、
中学生活最後の名鉄乗り回しは、
本日をもって終了します。
最後の最後に、僕にとって
一大イベントが待っていました。
1987年3月26日~27日
岐阜から豊橋まで数往復。
(フリーきっぷの金額分を上回せるため)
楕円窓の510形を堪能。
「元名鉄 3730系」を発見。
翌日は、また豊橋へ行って、
水色がまぶしい電車でした。
この後、「犬山検査場」へ向かいました。
エピソードなんですが、
当時はホントにおおらかな時代だった事は
何度も書いてきましたが、
この日は、アポ無しで見学させてもらえるか、
ダメもとで、突撃してみました。
(非常識な行動、お詫び致します)
犬山駅から歩いて20~30分。
事務所の受付みたいな所で事情を話すと、
一発返事で「いいよ!」と
言っていただきました!信じられない!
今ではとても考えられません。
子供だから、許していただけたんですね。
職員さんの御厚意に甘えさせて頂きました!
早速、ヘルメットをかぶって、
職員さんに付いていきました。
「犬山検査場」は1985年に開設されたばかりの
当時は名鉄の中でも、最新設備を整えた検査場でした。
ドキドキで構内を歩きます。
お忙しい中を、隅々まで案内していただきました。
在姿状態で、車輪を研削する装置だったかな?
緊張のあまり、記憶がとぎれています。
7700系が台車を外されていました。
構内には、検査中の電車がたくさん入場中でした。
いろいろ説明をして下さった記憶があるのですが、
緊張しまくりで、ほとんど覚えていません。
ピットの中までも案内して下さいました。
こんな光景は初めてで、
キョロキョロしていました。
6000系が、電気機器の点検を受けていました。
一番最後に、思いも寄らない場所を
見せて下さいました!
なんと、運転室も入っていいよと。
おしっこチビりそうになりました。
鉄道好きにとっては、まさに聖域!
まずは、「6000系」の運転室へ!
意外な狭さに、驚きました。
続いて、これまたあこがれの場所へ!
なんと、「7500系パノラマカー」の
運転室にも入れて頂きました!
泣きそうになりました。
外の階段を上って入りました。
足下には、4種類の足踏スイッチが。
(前灯減光・ミュージックホーン・電笛・警笛)
運転士さんは、座椅子状態で運転していたのを
初めて知りました。
速度計は7500系独特の横軸式。
意外と広く、4人ぐらいは入れました。
興奮状態で、2階から降りて
全ての見学を終えました。
時間にして30分ぐらい。
駆け足でしたが、写真も自由に撮らせて頂き、
運転室まで入らせてもらった事に、
すごく感動感激して、感謝してもしきれない状態でした。
僕がもっと名鉄大好きになった一つの出来事で、
まさに中学最後のビッグプレゼントになりました!
この場を借りまして、当時の犬山検査場の皆様に
厚く御礼申し上げます。
天にも昇る気持ちで、お礼を言いまくって
犬山検査場を後にしました。
当時はホントに緩い時代でしたので、
現代は、こんな訳にはいかないと思います。
バカなマネをしましたが、
30数年前の良き思い出です。
(ちゃんとアポ取りましょうね)
ここまでで、ネガは58本目になりました。
いよいよ、日本国有鉄道解体
そして、JR誕生へと、
順次ご紹介していきます。
いつまで続くのかなぁ・・・・・。
今日はこの辺りで失礼します。