勤めている会社の人間が、
また1人退職します。
表向きは一身上の都合だけど、
中身は「パワハラ」
これで、3人目。
「さようなら」の度に悲しくなり、
こんなクソ会社辞めてやると思うナゲーです。
ということで、本日から
「さようならJNR 日本国有鉄道」
の写真をご紹介します。
「国鉄」が「JR」になって
早くも32年が経ちました。
「国鉄」を知らない世代の人達が
総人口の約3割以上に達し、
写真を通して、後世に歴史を語り継ぐという
重責と義務を感じます。
(あんただけやろ!)
「さようなら 日本国有鉄道」は
この切符を抜きにしては語れません。
全国10万枚限定、10日前に発売され、
岐阜駅みどりの窓口に並んだら、
十数人前で完売!
絶望の淵に立たされた僕は、
一縷の望みをかけて、その足で名古屋駅へ。
名古屋駅も長蛇の列!
でも、手に入りました!
詳しい内容は、ウィキにお任せして、
早速、国鉄最終日、1人で東京へ向かいました!
新幹線も乗り放題という、破格の切符。
当然すごい事になっていました。
東海地区は、「さようなら」の飾り付けは一切無く、
すでに「よろしくJR東海」一色!
飯田線に職場を変えました。
では、運命の1987年3月31日
岐阜駅から、始発電車で名古屋駅へ。
「117系」も既に、「よろしくJR東海」の
ヘッドマークというより、張り紙が。
名古屋駅始発の新幹線「ひかり」に乗り換えます。
コンコースには「国鉄」の文字。
これも次の日には消されてしまいます。
新幹線ホームに上がったら、悲惨な事に。
溢れんばかりのお客さん!
自由席車は始発からギューギュー詰め!
まだ中学生で背が低かったので、窒息しそうでした。
もうガマン出来ない!
これは、乗ってきた「ひかり」の写真。
数十人が静岡駅で捨てました。
後続の静岡始発「こだま」に乗り換え。
らくらく座っていけました。
東京駅に到着して、早々撮影開始。
馴染みの無い車両が多くて、興奮しました。
同業者もかなりの大人数。
見慣れた113系だけど、15両編成なんて見たこと無い!
雑誌でしか見たこと無い、183系からの改造グリーン車。
凸凹編成。屋根の影が・・・なんて言ってられない。
この際だから、何でも撮っておこう。
「特急 あさかぜ」
復元前の「赤レンガ駅舎」と山手・京浜東北線。
都会を感じます。
とうとう来ました!
数編成しか装着していない「さようならJNR」
まずは、京浜東北線103系。
寂しさがこみ上げてきました。
この先、日本の鉄道はどうなっていくのか、
不安もいっぱいでした。
配給電車「クモル」が、何事もないかのように
淡々と仕事をこなして、走ります。
「185系 湘南ライナー」が入ってきました。
すごい人でもみくちゃ状態。
こちらも普段着の姿。
岐阜の人間にとっては、夢のような光景。
ひっきりなしに国鉄形が入ってきます。
国鉄職員さんも、決して平然ではない心境でしょうが、
淡々と仕事をこなしておられました。
せっかくなので、外へ出てみました。
堂々たる東京駅。今も日本の顔といっても
過言ではありません。
駅前には、報道用の仮設ハウスが建っていました。
ワイドショーもニュースも
国鉄最終日の報道で一色でした。
復元前の駅舎。
僕の世代は、こちらの形の方が
見慣れた形なので、落ち着きます。
では、またホームへ戻って
国鉄最終日を記録します。
続きはまた次回。
それよりも、こっちが気になる・・・・。
今日はこの辺りで失礼します。