本日、同僚が最後の仕事を終え、
晴れ晴れした顔で、退職していきました。
ギスギスした会社に
さようならがしたいナゲーです。
ということで、
「さようならJNR 日本国有鉄道最終日」の
本日が最後のご紹介です。
僕の中で、東京といえば「山手線」
どんどん来る電車に、
これが「国鉄」か!と思いました。
国鉄と言えば、岐阜では1時間に「快速1・普通1」が
当たり前でしたので、異世界でした。
「205系」が続々投入されていました。
とても「国電(当時はこう呼ばれていました)」
には見えませんでした。
205系系の初期形。
103系と同様に、窓が2段上昇式になっています。
こちらは、量産車。1段下降式に変更されました。
最新型だった205系も風前の灯火です。
山手線といえば、やはりこの色。
ようやく撮れました。
でも、誰も写真を撮ってませんでした。
世間の風潮は、
「国鉄は解体されて当然」みたいな
雰囲気が多数でした。
東海道本線の113系にも、
「さようならJNR」が付けられていました。
東京を離れる時間が近づきました。
岐阜まで、在来線を乗り継いで帰る計画です。
大都会・東京。
田舎者の僕には、全ての物が巨大に
見えました。
さようなら、東京のJNR。
113系の車内から。
岐阜まで396.3㎞の怒濤の旅路です。
車掌さんが、
国鉄利用のお礼と、JRをよろしくという
内容の放送をしたのを覚えています。
先にも後にも、この1回きり。
アドリブの言葉だったようです。
途中の「小田原」では、箱根登山電車が停まっていました。
寄り道の予定になかったので、車内から撮影。
もっとしっかり撮っておけば良かった・・・。
と言いつつ、熱海駅へ寄り道。
最近まで、この駅舎でしたね。
なぜ降りたかというと、
「185系特急 踊り子」を撮ってなかったから。
東京で撮っとけよって。
修善寺からの編成が、誘導信号で入ってきました。
連結されて、長大編成に。
国鉄最後の日なのに、淡々と作業が進みます。
何も変わらない光景。
伊豆急行さんも、初めて撮りました。
飾り気も無く、さよならムードも無く
拍子抜けするほど、通常でした。
こうして、国鉄最後の日は終わりました。
日本国有鉄道は、分割・民営化され、
翌日から、JR7社と日本国有鉄道清算事業団へと
新たなスタートを切りました。
分社化された弊害は、現在、顕著に表れています。
大人になった僕が考えるには、
はたして成功だったのか、疑問が残る
国鉄解体でした。
国鉄を知らない方が、
少しでも「国鉄」の存在を知って頂けたら幸いです。
これからも「濃く鉄」をご紹介していきます・・・。
あら?
なんだそれ? そうゆうの、やめなさいってば・・・。
今日はこの辺りで失礼します。