あゝ碓氷峠(最終回)66.7‰を守りきったろくさん。
昼食を伴う仕事が月に8回ほどあるナゲーですが、
(この文だけ読むと、ヤバそうな仕事に思えますが、ヤバイです)
昨日は給料日前の、月1回贅沢弁当日。
普段は、ダイエットも兼ねて豆腐1丁とおにぎり1個。
ナゲー国総理大臣は、完全ボランティアで無給ですので、
本業のお小遣いをなんとかやりくりし、
余裕があると、月1贅沢を決めています。
昼休みに近くのスーパーヘ、ルンルン気分で弁当物色に。
そこにあったのは、税抜き¥498の「豚さん生姜焼き弁当」と
¥398の「中華三昧弁当」。こちらは過去に食歴有り。
15分間、悩みに悩みました。
生姜焼きの方は、おかずは少ないものの、セクシーな見た目。
中華の方は、かに玉・春巻き・酢豚・唐揚げ・肉団子と、
バリエーションも豊富で、目のやり場に困る内容。
(セクシーも目のやり場に困るのも、どっちも体験したい!)
両方の弁当を手にとって弄んだり、ネットリと見つめたり、
食すときに、どのように舌で味わおうか想像したり・・・。
(どうも、変態の方向に進みがちなナゲー)
いろんな味を試したいナゲーは、一途な生姜焼きに別れを告げました。
(いろんなモノに手を出す不届き者)
食す行為のあとに一息入れる、¥75のドトールラテ・ペットボトルも購入。
(いちいち書き方がイヤラシイですね。食は本能ですからね)
限界突破エアコンが死にものぐるいで動く室温34℃の職場詰め所へ戻り、
1人静かに弁当を5分で完食。
(仕事の影響で早食いがクセになってしまったナゲー)
夢のような仕事の月1贅沢昼食も終わってしまい、
ヘロヘロになって午後8時に帰国後、首相の職務をこなすナゲーです。
(首相の職務は、洗濯と風呂掃除。殆どの職務は女王陛下なので感謝です)
ということで、5秒で読めるナゲーブログ
本日も進めて参ります。
前回に引き続き、碓氷峠最終回、
ご紹介して参ります。
長時間の閲覧は危険ですので、おやめ下さい。
軽井沢へトンボ返りの前に、
ドマニアさんが大量にウロウロする中、
本格的な1日が始まる前の、横川運転区。
特急が走り始める時間になると、忙しくなります。
既に、さよならヘッドマークを付けている「ろくさん」も。
職員さんは、どんな気持ちですかね。
おそらく、配置換えや退職される方ばかりだろうから、
悲しい現実ですよね。
切り立った山。なんという名前でしょうね?
この日は、この山の上にもドマニアさんの姿がありました。
登山道があるにしても、落ちたら終わりですね。
写真はスポーツですが、そこまでは出来ないナゲー。
(足腰の衰えが・・・)
さよならマーク付きの「ろくさん」が、仕事に向かいます。
軽井沢駅でレンタカーを借り、丸山変電所跡へ。
ちょっと離れた場所に広場があって、
皆さんクルマを停めてましたので、
そこから歩いて向かいました。
早速、1本目。
構図としては、最悪な汚写真に。
もう鈴なり!ドマニアさんがウジャウジャ。
顔が黄色い人が、ナゲーの小学校以来の唯一の友人。
(さすが!万人に嫌われるボッチナゲー!よく友人で居てくれてます)
それにしてもすごい人数。前回訪れた約2ヶ月前は、
ほとんど誰も居なかったですが、
現在もそうですけど、無くなる間際に動き出すのが
ナゲーも含めてドマニアさんの特徴かな。
横を通過するまで気が付きませんでした。
前回、485系と書いてしまいましたが、
「489系」の特急あさま。
ちょっとピンぼけになってしまいました。
末尾が「9」の形式は、ろくさんと力を合わせて
走ることが出来る車両の証。
特急列車がドンドン来る時間に入り、
ろくさんも忙しく働きます。
さよならマーク付きのろくさん。
碓氷峠の廃止で、「ろくさん」もこの世から無くなる運命ですが、
在来線列車としては、消え去る運命。
まだまだ、ユルイ時代でしたので、
警備員さんとかも、沿線には居ない状態でしたので、
線路に入って撮影する一部ドマニアさんも続出。
さすがに向かってくる列車にやる人は居ませんでしたので、
それほど警笛を鳴らされる場面等は無かったです。
まあ、これでも反則は反則ですけど。
JR西日本さん「489系特急白山」も廃止されました。
「ろくさん」部分を、トリミングしてみました。
重量級の機関車が、ここから始まる本格的な急勾配に挑みます。
(加工ミスで上部に黄色い端が入ってしまいました。失礼しました)
別れを惜しんで、復刻塗装された4両の「ろくさん」
実際には、この「ぶどう色2号」になったことがない「24号機」
でも、貫禄はじゅうぶんです。
(ちなみに、ぶどうはあまり好きではないナゲー。1粒ずつが面倒で)
黙々と働き続ける「ろくさん」
その命が尽きるまで、あと残り18日。
(ナゲーの命が尽きるまであと7665日の予定)
場所を移動します。線路沿いにクルマを走らせて
急勾配の象徴のような所はないか探しました。
途中の上り線横に「66.7」の勾配標を発見。
ちょうど、保線の職員さんが歩いてらしたので、
そちらに行く道がないか、聞いてみました。
「お仕事中すみません。この勾配標を撮りたいのですが」
「そちらへ行っても良さそうな道とかありますか?」
「どっから来たの?」
「岐阜です」
「そっか。上がれる所あるから来ていいよ」
「良いんですか!!!!!!アリガトウゴザイマス!!!」
66.7‰は、碓氷峠で最大の勾配。
その勾配標を、御厚意で撮らせて頂けました!
周りに同業者さんは誰も居ない状態。
ナゲーと友人2人だけでしたので、良かったのかも。
時間にしてほんの数分。ちょうど列車も来る時間。
甘えさせて頂きました。ホントに感謝です。
※ 安全な場所から、保線さん監視の元撮影しています。
職員さんにお礼を言って、次の場所探しへ。
軽井沢へ向かう下り列車。勾配は63‰。
長編成の特急あさまを、グイグイ押し上げます。
運転士さんはこちらを向いたまま、後ろ向きで運転しています。
軽井沢~熊ノ平信号場間。(旧・矢ヶ崎信号場)
午後から24号機に、ヘッドマークが付けられました。
手前がトンネルですが、ここから66.7‰の再急勾配に。
とても危険なので、列車は止まりそうな速度で
トンネルに入っていきます。
電車の運転士さんが見えます。
連結面の前照灯は点灯したまま。
横川駅までの間、上り列車の運転士さんは、
休憩と言っては語弊がありますが、
運転は「ろくさん」の運転士さんにお任せで小休止です。
これで沿線での撮影は終了しました。
碓氷峠とも、お別れの時間が来てしまいました。
横川駅のトイレには、「廃止反対」の殴り書きも。
地元の方達が、裁判を起こしてまで廃止反対を叫びましたが、
廃止か第3セクター鉄道化が明記され、
1997年9月30日をもって、104年の歴史に幕を閉じました。
某国の、鉄道に対する支援・補助は手薄で、
各地の災害等でも、ドンドン廃線が増えています。
碓氷峠の鉄道も、輸送量が小さくなれば、機関車の助けも要らなくなるので
(実際、箱根登山鉄道は80‰の急勾配を電車だけで運行しています)
もう少し、活用の道もあったのではと大変惜しまれます。
一度めくった線路が再びという話しは、まず無理なので。
軽井沢駅前に静態保存されている「10000形」
ネットによると、国鉄の前身「鉄道院」が
1912年にドイツから輸入した電気機関車だそうです。
岐阜へ戻る時間となってしまいました。
「ろくさん」EF63形の姿も見納めです。
急な坂道を上り下りする姿に魅せられて来ること3度。
もっと早く来ていればと後悔しきり。
この時以来、軽井沢には行っていませんが、
「ろくさん」の唸り声が聞こえなくなった軽井沢は、
静かな街になったんでしょうかね。
横川にある「碓氷峠鉄道文化村」に
いつか行こうと、カネを貯めるナゲーです。
おまけ。帰りに長野駅で出会った
「ムーンライトえちご色」の165系と、信州色の115系。
特急しなので一気に帰りました。
鉄道だと、軽井沢も速いんだけど、運賃が高くて・・・。
高速道路は割引あるのに、鉄道運賃は全然だし・・・。
ナゲー国が政権を握ったら、高速道路料金10倍にして、
鉄道運賃半額補助にするんだけどなぁ。
(すぐにクーデターが起こって吊し上げやね)
次回は碓氷峠最後のナゲーのフーケーを
ご紹介します。再掲もありますがご了承下さい。
グーちゃんの写真が底を突いたので、
ブーちゃんだけの登場。
女王陛下・御実家の旧・米屋の店先だった場所で
夏だったので、冷たくて気持ちいいのか
腹這いになって伸びきるブーちゃんです。
グーちゃんの写真は用意でき次第、再登場してもらいます。
今日はこの辺りで失礼します。