灼熱の名古屋鉄道・犬山線 旧型電車の最後の楽園
いつも、何かを話すと
一言余分に言ってしまって
相手の気分を害する事が得意な
非礼坊のナゲーです。
ということで、高校生になっても
暇さえあれば続けていた、名鉄電車乗り回し。
今回は、旧型電車の宝庫だった
急行以上の優等列車からは、旧型電車は撤退。
でも犬山線は、競合路線が無いため
しわ寄せがこの路線に来ていました。
古い電車が急行で、最大8両編成で
犬山線を爆走し、灼熱地獄と化していました。
そんな列車を撮るため、朝ラッシュ時の犬山駅に
張り付きました。
この世を去った車両たちの晴れ姿を
ご覧下さい。
1987年8月10日。
朝から暑い、真夏の1日の始まり。
快適通勤とはほど遠い、非冷房車のオンパレード。
「3850系」
何も系統板がついてませんが、増結の待機中。
広見線から、普通河和行き「3800系」
4両編成が到着。
急行に大変身!
旧型電車ばかりの6両編成!
犬山線を爆走するため、スタンバイ中。
吊り掛けモーターを、ウンウン唸らせて
新名古屋へ向けて、灼熱地獄の爆走。
なんのイベントだったか?
この頃から、車体に広告を貼るのが
始まったようです。
「7000系 特急白帯車」も普通列車に。
続々と、旧型電車が入線してきます。
日除けのカーテンが木製です。
乗せて、灼熱地獄ヘ出発。
当時、終点・上飯田からは
行くのも、名古屋中心部へ早く行ける手段の一つでした。
今は、1駅だけの相互乗り入れになってます。
旧型電車なのに、冷房車の
これに当たったら、超ラッキー。
でも、各駅停車の普通。
系統板をよく見ると「犬山経由岐阜」の省略表示。
珍しくなっていた、書き方です。
名古屋から離れる列車は、空いていました。
快適な旧型電車・7300系の急行。
冷房がよく効きましたので、
痛勤も、まだガマン出来ますね。
先日ご紹介した、生まれ変わり車「3300系」
名鉄にしては「3両編成」で中途半端車両。
冷房車からあぶれたお客さんは、
仕方なく非冷房車の「800系」に。
窓を全開にすると、すごく風が入って来るので、
ヘアーはボサボサに、新聞はめくれ上がり、
仕方なく、少しだけ窓が開いてます。
当時は「熱中症」とは言わず、「熱射病」が主流で
外で倒れるというのが、普通の考えだったけど、
電車内で、倒れてもおかしくない状況ですよね。
思い出したように、パノラマカーが来たり。
「7500系」急行。
みんな、冷房車に乗りたいですよね。
7000系・7500系パノラマカーの展望室は特にですが
客室内は冷房がよく効いて、
今の電車とは比べ物にならないぐらい、
キンキンに冷えました。
なぜか、各駅停車の普通運用に就く7500系。
続々とパノラマカーが来る時間帯。
しかも、混雑しない方向の列車。
おそらく、JRと競合している
豊橋方面からの列車かな?
まだまだ、灼熱の旧型電車が来ますが
続きは、次回でご紹介します。
見てるだけで、暑すぎる犬山線を引き続き
ご覧下さい。
ピンクの服、似合う?暑いなぁ・・・・。
今日はこの辺りで失礼します。