伝説の名古屋鉄道・犬山橋 1994年の姿 鉄道汚写真編
飛騨地方で地震が頻発しておりますが、
あの、緊急地震速報のアラーム、
結構、恐怖心を煽る音色ですよね。
もっと、こう、何とかすがすがしい音色にならないですかね?
例えば、ナゲーが好きな、ボーカロイドの楽曲とか、
踏切の「チンチン」音とかも、良さそうですね。
小学5年の息子が、あの音が鳴ると、
チョーびびって、布団に潜り込んで出てきません。
(その方が、安全なのか?)
しかし、更にその上手を行く同居人が・・・・。
ネコのまるちゃんは、あの音が鳴ると
猛ダッシュでベッドの下へ逃げ込み、半日出てきません。
そんな事はどーでもいいんですが、
「緊急ナゲー速報」を整備しようとする動きが・・・・。
ナゲーの帰宅が近づくと、数秒後の接近を予報、
ピロン、ピロ~ン、ピロン、ピロ~ン!
(ナゲー放送協会「NHK」の緊急アラーム音)
「臭いナゲーが来ます。強いアホに御注意下さい!」
全員が、即座に非難できる画期的なシステム。
生きていく自信を無くすナゲーです。
ということで、緊急ナゲーブログ、
本日も、進めて参ります。
危険ですので、パソコンの画面を消して下さい。
昨日の内容はこちら↓
今回は、伝説の犬山橋、電車の走行実態を
白日の下に曝して参ります。
先ずは、犬山橋の運行方式について
知人の運転士さんから聞いた実態を
お読みになった上で、ご覧頂くと
より奥が深い犬山橋がお分かりになると思います。
条件がいろいろあって、基本的に道交法の
「併用軌道は(中略)旅客及び公衆に危害を及ぼさないよう(後略)」
との定めがあるようで、
1.橋梁上での、すれ違い禁止。
(車道の幅が極端に狭いとか、横揺れがひどいので電車同士接触とか)
2.橋梁上は、25km/h以下厳守。
3.新鵜沼駅出発列車は、橋梁進入前15km/hまで減速。
犬山遊園駅出発列車は、併用軌道進入前に10km/hまで減速。
4.特殊警戒標識(列車が橋梁上に進入すると点滅)の
点滅を確認したときは、道路併用軌道手前で停車し、
対向列車最後尾が通過するまで待機。
5.特殊警戒標識が故障、
または橋梁上で交通渋滞・車両故障し停止したときは、
対向列車に警笛1声と全部標識を点滅させ、
対向列車が復唱応答後、15Km/h以下ですれ違う。
6.橋梁上の運転は、通行諸車の流れに沿って運転する。
以上抜粋ですが、もっと細かく規定されていました。
これだから、遅れが慢性的に発生して、
新名古屋駅に集中する他路線に影響を与えてしまうので、
分離されることになってしまいました。
それでは、新鵜沼方から順番に公開致します。
犬山橋へのアプローチ部分に進入しようとしています。
信号機は、新鵜沼駅下り場内信号機。
特殊警戒標識が点滅していると、
橋梁手前まで行って、対向列車を待ちます。
(とにかく警笛鳴らしっぱなしに近いので、やかましいです)
犬山橋の鉄骨に「特殊警戒標識」が見えます。
これが点滅すると、ここから先に進入禁止に。
ようは、早い者勝ち。
(ナゲーは、早い者勝ちという競争は嫌いです。遅いので)
踏切が鳴るので、左側のクルマは停止しています。
「6800系・急行河和行き」が、
まさに進入する瞬間をスクープ。
電車の後を、ソロソロ付いていくクルマ達。
ダンプや大型トラックは、
電車の横をすり抜けるのは、まず無理。
電車も25km/hですが、結構ローリングします。
任侠も暴走族も、さすがに電車には向かって行かないでしょうね。
こんな電車も通過しました。
「7300系・普通新岐阜行き」
1971年に誕生し、(ナゲーと同級生。結構好きでした)
1997年に豊橋鉄道さんに左遷、
2002年に解雇されました。
パノラマカーなので、ミュージックホーンを鳴らしまくりでした。
珍しくクルマが途切れて
気持ちよさそうに走ってます。
これは珍客です。
(まあ、留置線不足で定期的に疎開回送されてますけど)
1979年誕生で、現在も現役バリバリです!
車体長さが、名鉄標準の18mではなく
20m車だったので、名鉄唯一の4扉になってます。
地下鉄車が路面を走る、奇妙なシーン。
京都にも確か、京津線でしたっけ?ありますね。
一度行ってみたいです。
何度と無く登場の、「1000系パノラマsuper」
2階部分の展望席に乗って、
犬山橋を渡るときは、
振り子のように、とてつもない横揺れでした。
クルマを見下ろして走るのは楽しかったです!
日本で唯一の私鉄→JR乗り入れディーゼル特急だった
「キハ8500系・特急北アルプス」
1991年にキハ8000系の置き換えで5両が誕生したものの
僅か10年後に「特急北アルプス」は廃止。
会津鉄道に引っ越してから、
会津→JR→東武鉄道までの乗り入れ列車で2010年まで活躍。
2両は「マレーシア」へ渡り、元気に活躍中とのこと。
ちなみにミュージックホーンは未装備。
前面の「北アルプス」表示は、固定のまま。
車体の揺れが、汚写真からお分かりになると思います。
更に、最右側のガタガタ・ボロボロ線路
「JR短絡線」に入って徐行運転後、
運転士さんはエリート組で、JRの運転講習も受けている運転士さん。
乗務員としても、特別な存在の列車だったようです。
(ナゲーも選ばれたエリート組です。イジメられの)
犬山橋の中央付近に移動してきました。
歩道も完備でしたので、子供からドマニアまで
1日居ても楽しめる場所でした。
電車が居ないと、堂々とはみ出して走るクルマ。
(ナゲーも堂々と人生をはみ出してます)
犬山遊園駅方へやって来ました。
古い建物のお店が、たくさん並んでいました。
電車が居なくなると、我が物顔になるクルマ。
7000系パノラマカーの通過を待って、
1000系が犬山橋に進入。
実際クルマに乗って走ると、かなりの恐怖です。
(被写体の方は、ナゲーとは非濃厚不接触者です)
確か、警報機があったような
「0号踏切」と言われた、犬山遊園側アプローチ。
十字路になっていたので、鵜沼側よりは
格段に危険な交差点でした。
架線柱もアーチ形の、味があるものでした。
道路併用区間から抜け出す 「6000系」
犬山橋が再現されていますので、
興味がある方は、購入してやってみて下さい。
(ナゲーは、難しすぎてここまで到達しません!クソッ!)
道路を電車が走る、当たり前の風景だった犬山橋。
いつまでも、ナゲーの心で走り続けることでしょう。
(こうゆう書き方、自分でイラッとします!)
伝説の犬山橋・1994年の様子でした。
今日はこの辺りで失礼します。
「まるちゃん、ストーブ点いてないよ・・・・」
「アンダッテ!!!」